珍事?
テニスコートより小さい「世界最小国家」へ 数千人が市民権求める
イギリス南東部に浮かぶ島で、自ら「世界で最も小さな国家」を主張するシーランド公国は最近、イギリスのEU離脱やトランプ米大統領の誕生による世界的変化により、市民権を求める人が増加したという。
英デイリーメール14日の報道によると、同国の主権を握るマイケル王子は、最近、市民権を求める人々が増加し、その数は数千人に達したと答えた。
シーランド公国は、もとは1942年に建設された第二次世界大戦時期の英海軍の海上要塞だった。その面積はテニスコート2面分より小さく、住民は王子夫妻の2人のみ。
1967年、ベーツ王子の父親で元英陸軍少佐パディ・ロイ・ベーツ氏が、廃棄された要塞を不法占拠し、「独立宣言」した。1974年、シーランド王国は初めて通貨を鋳造し、いまも国歌、国旗、国営サッカーチームをもつ。
マイケル王子によると、最近、自国の政治的な情勢を悲観視する米国や英国からの人々が、シーランド公国の市民権を求めて同地を訪れるという。「イギリスのEU離脱を受けて、われわれのところへ毎日、数百人から市民権申請がある。米大統領選のあともっと増加した」と同紙に語った。
マイケル王子によると、シーランド公国には50人が居住することができ、改築して将来は数百人が住める環境を整えたいと話している。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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