女ひとりで世界一周放浪記 12
「奇跡の国」ルワンダで見えた深い闇 そして闇を照らす光
皆様こんにちは。今回はアフリカ編です。前回の記事ではポルトガル滞在中の様子についてお伝えしました。約2カ月間のヨーロッパの旅を終え、その後アフリカ北部のモロッコに渡り、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニアを訪れました。今回はルワンダ滞在時に見聞きしたことをお伝えしたいと思います。ルワンダには10月30日から11月13日までの14日間滞在していました。
ルワンダという国について、あまりよく知らないという方も多いのではないでしょうか。ルワンダは中部アフリカに位置する小さな内陸国です。西にコンゴ民主共和国、北にウガンダ、東にタンザニア、南にブルンジと国境を接しています。ルワンダは私にとってアフリカで最も興味のある国でした。事前情報によると、ルワンダの街はアフリカらしからぬ綺麗さなのだといいます。一体どんな国なのでしょうか。
ルワンダの首都キガリに入ると、その綺麗さに驚かされます。きちんと舗装された道路にはゴミひとつなく、植栽もよく手入れされています。治安も抜群に良く、夜でも安心して出歩くことができます。ルワンダ人はとても穏やかで親切な人が多く、彼らは交通ルールもしっかり守ります。
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