一国二制
「香港は中国ではない」幕を揚げ、香港2議員資格無効へ
9月に香港立法会(議会)に当選した議員2人が、10月12日の就任宣誓で英語で書かれた「香港は中国ではない」との幕を揚げた問題で、中国全国人民代表大会(全人代、国会にあたる)常務委員会は7日、両議員の資格無効にするとの意向を示唆した。
常務委員会は、「宣誓する人が意図的に法で定められた宣誓の文言を述べず、正確かつ厳粛に宣誓しなければ、宣誓を拒絶したことに等しい。その宣誓は無効で、公職に就任する資格を失うこととなる」「宣誓をやり直すことはできない」と『香港基本法第104条』の解釈を示した。
香港政党「青年新政」の游蕙禎氏と梁頌恒氏の新人議員2人が、英語で就任宣誓の際、「中国」を「支那」とし、文言を変えた。これについて香港政府は、宣誓の規則に違反した両氏の宣誓は無効で、議員資格を失うことになったとの認識を示した。
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