「鬼は外! 福は内!」 福を呼び込む 節分
幼い頃は節分になると、どこの家でも「鬼は外! 福は内!」と子供たちの元気な声が聞こえていた。お向かいの家では大豆と一緒に落花生やキャンディー、銀紙に包まれたチョコレート等も一緒にお母さんが撒いていた。私もその家の子供たちと一緒に必死になってお菓子を拾った記憶がある。
節分の歴史
現在、節分といえば立春の前日を指すが、その始まりは季節の変わり目に邪気が入りやすいと考えられていたため、それぞれの季節が終わる、立春、立夏、立秋、立冬の前日を節分と指していたことに由来する。後に新しい年を迎える前に邪気を払って福を呼び込もうと宮中行事として行われていた追儺(ついな)という儀式が中国から伝わり、日本では706年(慶雲3年)に多くの人々が疫病で亡くなった時、土の牛を作って、鬼払い儀式が初めて行われた。豆で邪鬼を祓う行事が初めて行われたのは室町時代の京都で「看聞(かんもん)日記」1425年(応永32年)に記されている。
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