米国の家庭で350種言語使用

米国国勢調査局が11月3日に公表したデータによると、米国の家庭使用されている言語は350種以上に達しているという。

米国国勢調査局が行った2009年から2013年までの国勢調査報告によると、満5歳以上の米国国民のうち6千万人が、家庭内で英語を使用していないという。米国の家庭で英語以外に最も広く使われている言語はスペイン語で、3700万人が使用している。また、自宅でスペイン語を使う人々は積極的に英語を習得しており、大半の人が英語でも流暢に会話ができる。一方、アジア系の人は英語があまり得意ではない。米国にはベトナム系の人々が140万人在住しているが、英語を流暢に話すことができるのはそのうちの40%ほどである。290万人いる米国在住の中国系の人々も、44.7%の人しか英語を流暢に操ることができない。

ニューヨーク市民が家庭内で使う言語は192種類に及んでおり、英語以外の言語を使用している人は38%である。その比率は都市によって異なり、ロサンゼルスでは54%、シカゴは29%、ダラスは30%、フィラデルフィアは15%、ヒューストンは37%、サンフランシスコは40%、ワシントンDCは26%、シアトルは22%、フェニックスは26%、マイアミは51%、アトランタは17%である。その他、35万人の米国人がアメリカ原住民の言語を家庭内で使用しており、その数は150種類に及んでいると国税調査局は指摘する。

米国社会の多様性は、使用されている言語の種類からも容易に想像することができるだろう。

(翻訳編集・金光)

 

関連記事
日本でも人気の中華料理・刀削面はもともと山西省の一般家庭の主食でした。太くもちもちの面にパンチの効いたつけ汁を絡めて食べるのも最高ですが、料理人の手慣れた包丁さばきを鑑賞することもこの料理ならではの醍醐味と言えるでしょう。実は刀削面の調理法は歴史と深い関わりがあり、知られざる誕生秘話がそこにはあります。
ほうれん草は栄養満点のスーパーフード。目の健康や心臓病予防、がん対策、さらにはダイエットや肌のアンチエイジングにも効果が期待できます!食卓に取り入れて、健康的な毎日を目指しませんか?
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
世界中の美しいカフェ10選を巡る旅へ。歴史と芸術、文化が交錯する特別な空間で、至福の一杯を味わいませんか?
吉祥寺マルイにて、台湾が誇る漢方食材や東洋の叡智を感じられる商品を販売します。さらに、台湾ならではの味を楽しめ […]