トロント教育委員会、孔子学院提携解除へ 圧倒的多数で可決
【大紀元日本10月31日】トロント教育委員会(Toronto District School Board, TDSB)は29日夕方、賛成20、反対2の圧倒的多数の賛成により、孔子学院(Confucius Institute, CI)との提携協議解除を可決した。同委員会は同時に、すでに中国側から受け取った22.5万カナダドル(約2200万円)の返却を決めた。
パメラ・ゴフ(Pamela Gough)委員によると、「孔子学院が中国政府と関係をもつという情報を知った後、私たちは非常に心配していた。教師雇用で現れた言論の自由の欠如にも不安だった」という。
サム・ソティロポロス(Sam Sotiropoulos)委員は、「今夜、私たちは一つの明確なメッセージを発信した。トロントの教育は決して独裁全体主義政府を代理してはならず、カナダ政府を代表しなければならない。私たちは言論と宗教の自由を尊重し、正しい良心がある」と強調した。
関連記事
日本でも中国共産党の浸透工作の一環として国会質疑に取り上げられた孔子学院。欧州ですでに数百が閉鎖され、市民の危機感も高い。しかし、この潮流に逆行してスペインのセビリア大学は8日、新たな孔子学院を開所させた。言論の自由に対する侵害を危惧する教授が開所式典で、突如壇上にあがり横断幕を掲げるという大胆な抗議行動に出た。式典に"乱入"したのは、同大学のアジア研究マル・リエラ教授と卒業生の男性だ。あぜんとする壇上の責任者たちに驚いた様子の出席者たち。壇上に広げた2つの横断幕には「学問の自由、国家の安全保障、人権、平和を守るための行動」と書かれていた。
政府は、早稲田大学附属の早稲田大学高等学院に中国共産党の孔子学院と同様の機関が設置されていると回答した。「情報公開を働きかけ、動向を注視する」とした。神谷宗幣参議院議員による主意書への答弁。
「極左にとって、ユダヤ人は常に抑圧者で、パレスチナ人は常に被害者です。これこそ、彼らがハマスの蛮行を称賛する理 […]
子供を持つ世帯などからなる米国の草の根団体は26日、中国共産党とつながりのある組織が、米国の小学校から高校まで […]
政府は12日、早稲田大を含む国内13の大学に中国政府主導の「孔子学院」の設置が確認されているとした。神谷宗幣参 […]