誠実であること
【大紀元日本7月9日】道徳と教養が重んじられていた古代中国の頃、「修身斉家治国平天下(まず自分の行いを正しくし、次に家庭を整え、国を治めて天下を平らかにする)」という教えがあった。その中で最も大切な素養は「誠実さ」であり、これが基本的な徳であるとされていた。
孔子は弟子たちに言った。「知之為知之、不知為不知(知っているのなら知っていると、知らないのなら知らないと正直に話す、これが真の知である)」。また、「君子耻其言而过其行(何をするにも言動が一致しなければならない)」と説いた。
また、誠実に関するこんな逸話もある。北宋の范仲淹は睢陽で勉学をしていた頃、一人の呪術師と知り合った。ある日、重い病気にかかった呪術師は范仲淹を呼んで言った。「ここに錬金術の秘法がある。しかし、私の息子はまだ幼いために錬金術を伝授することができない。あなたに錬金術の秘法を託そう」。彼はそう言い残すと、秘法と一緒に一斤の白金を封筒に入れ、范仲淹に託した後、亡くなった。
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