袖の舞、2019神韻芸術団公演より (Shen Yun Performing Arts)

神韻台湾公演に政治評論家の竹田氏 「大変素晴らしい作り」

【大紀元日本4月1日】明治帝の玄孫にあたり、作家で慶応義塾大学講師の竹田恒泰氏は3月30日、台湾の桃園市で神韻巡回芸術団による公演を鑑賞した。「大変素晴らしい作り」「多くの人が見たらいい」。幕が下りた後、竹田氏はこのような感想を口にした。

中国の伝統文化を表現する神韻のステージを、その文化が色濃く残る台湾で鑑賞する。この特別な経験をした竹田氏は鑑賞後、「表現力は大変豊かで、楽しめました」と穏やかな口調でステージを称えた。

さらに、歴史上の物語や古代伝説が散りばめられた公演について、竹田氏は「太古の昔からのいろいろな要素が組み込まれていましたので、楽しんで見ることができました」と、中国の歴史への旅を堪能したようだ。

「中国の楽器と融合しているのはいいですね」。竹田氏がこう称賛しているのは神韻の生オーケストラ演奏。二胡や琵琶など、繊細で魂に触れる音を奏でる中国古典楽器を壮大な西洋オーケストラに融合させることで、新鮮な音色を生み出す。竹田氏はこの融合が「とても自然な形」になっていると感心した。

中国伝統文化を表現する神韻の美しいステージが、当局が現在行われている言論・表現への統制により、文化の発祥地である中国大陸で上演できないことについて、慶応義塾大学法学部講師でもある竹田氏は、「表現の自由が広く認められるようになったらいい」と答えた。

日本に戻っても、周りの人たちに「一度行ってご覧と言いたい」。「中国の独特な要素が入ったものですから、多くの人が見たらいい」と竹田氏は続けた。

竹田氏が鑑賞した公演は神韻巡回芸術団によるもので、神韻芸術団の3つの舞踊団の1つ。同巡回芸術団は今月19日、上野の東京文化会館での公演を皮切りに、5月1日まで、東京、西宮、名古屋、横須賀、福岡で日本でも計11公演を予定している。公演の日本語公式サイトhttp://ja.shenyun.com/

(記者・李韻、翻訳編集・張凛音)

 

 

関連記事
ラテン・グラミー賞審査員のソーネル・ジョーンズ・ジュニア氏は、神韻公演の精密な舞踊や音楽、中国古典舞踊の新鮮な魅力に感銘を受けたと語る。数千年の歴史と人類の神性を称える物語が、観客を新たな次元へと誘った。
「これまで4000以上の舞台を評価してきましたが、今夜観た舞台に匹敵するものはありません」と著名なブロードウェイ評論家リチャード・コマネ氏が評し、多数の著名人から絶賛の声が相次ぐ中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団が23日に名古屋で今シーズン初の公演行い、盛況となった。今後、東京や大阪、京都などで公演を行う予定。
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。
日本でも人気の中華料理・刀削面はもともと山西省の一般家庭の主食でした。太くもちもちの面にパンチの効いたつけ汁を絡めて食べるのも最高ですが、料理人の手慣れた包丁さばきを鑑賞することもこの料理ならではの醍醐味と言えるでしょう。実は刀削面の調理法は歴史と深い関わりがあり、知られざる誕生秘話がそこにはあります。