【ぶらり散歩道】ー長野篇ー 松本市はかり資料館

【大紀元日本3月28日】JR中央本線松本駅で下車した。楽都と言われる松本では、楽器を持った二人の少年少女の像が新装になった松本駅頭に建っていた。この駅から国宝・松本城に向かって歩いて、牛つなぎ石を左に見た先の丁字路を右に曲がって中町通りに入る。中町・蔵シック館を通り過ぎた左側に、白壁・なまこ壁のはかり資料館があった。道路に面してガラス窓があり、陳列品も見えて、資料館内部も見える素晴らしいディスプレイだった。駅から歩いて約10分の道のりだった。

はかり資料館の前身は、明治35年(1902)に度量衡専門店として創業してから昭和61年(1986)まで営業を続けた竹内度量衡店で、資料と建物を松本市が譲り受けて平成元年に開館している。

入口を入ると所狭しと、度(長さ)、量(容積)、衡(重さ)の関係資料や道具が展示されていた。主な展示資料には、両替天秤、毛髪湿度計、ギリシャ神話のテミスの像、ロバーバル機構の模型などがある。なかでも、養蚕・蚕糸業の盛んだった松本らしい計器として目を引いたのが、竹内式繭の雌雄選別器を始めとした振り子式はかり、自動蚕種掛や紙升などである。手入れの行き届いた水のきれいな中庭や擬洋風建築の明治22年(1894)の建築の旧三松屋蔵座敷(第3展示室)は、一見の価値があるだろう。

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