オンデマンド殺人 中国の「死刑囚」臓器奪取の実態(一)
質の高い新聞として評価の高いドイツの週刊発行紙ディー・ツァイトは7日、Martina Keller氏の署名記事「オンデマンド殺人」を掲載した。中国の刑務所や労働教養所で行われている臓器取引の実態を暴き、欧米社会もこの取引に加担していることを明らかにした。以下はその抄訳である。
「今朝、ある死刑囚が処刑されたという恐ろしい情報を聞いた」。北京の韓氷・弁護士が12月6日、身の危険を覚悟しつつ、微博(中国版ツイッター)にこう書き込んだ。同死刑囚に対する裁判で数日前、最高裁判所が再審を命じたばかりだ。明らかに刑務官たちはもう待てない。臓器を待っている人がいるのだ。最良な状態で取り出さなければならない。これは死刑が病院で執行されたわけでもある。「良心を持たない刑務官と医者は病院を死刑執行場にし、臓器売買場にした」。韓弁護士は続けた。
死刑囚は「自らドナーになる」同意書にサインするよう強制された。設けられるはずの家族との最終面会チャンスも取り上げられた。「最高裁判所に訴える」。家族は弁護士にこう伝えたという。
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