軍機関紙は再び胡錦濤支持を宣言、専門家「激戦の前夜」

【大紀元日本4月11日】中国軍の機関紙「解放軍報」は6日の論説で、「軍隊はいかなる時、いかなる状況下でも、党中央、中央軍事委員会および胡主席の指揮に堅く服従する」と再び強調、「騒音に妨害されない、デマに惑わされない、暗流に動じない」を確実に実行すると記した。先月27日にも、同紙が同じ論調の記事を掲載したばかり。2004年に、胡錦濤主席が軍のトップに就任してから2011年年末まで、同機関紙がこれほど胡主席への忠誠心を大々的に表明することはなかった。大紀元時報のコラムニスト夏小強氏は下記の文面で詳しく分析した。

まず「暗流に動じない」の暗流という文言に注目してほしい。中共の歴史とその政治闘争のスタンスを熟知する人ならわかるはず。政府メディアの社説あるいは論説でこのような用語が使われたとき、往々にして熾烈な政治闘争を意味している。

また、ここでの暗流は、胡・温両氏と対立し、劣勢に瀕している江沢民派の懸命な抵抗を指している。両氏は、江沢民派の政権内の代表・周永康氏(中央政法委の書記)だけではなく、江沢民派が長年、中央政法委、各中央政府機関および軍部で築いてきた複雑な人脈と勢力をも取り除かなければならない。胡氏はすでに行動を起こしている。

▶ 続きを読む
関連記事
2月、英ロンドンに位置する大英博物館前で、法輪功学習者を狙った暴力事件が起きていた。ロンドン警察は事件を重く受け止め、刑事事件として正式に捜査を開始。中共による越境迫害の一環だと指摘
台湾の国防部系シンクタンク「国防安全研究院」の研究員によると、米とイスラエルの軍事作戦では、イランの防空体制はほとんど機能せず、「張り子の虎だった」と指摘する。専門家はその背景に中国製の防空システムに3つの弱点があると分析
米ルビオ国務長官が「蒋介石を解き放つ」と発言し注目を集めた。これを受け、台湾民進党議員は国民党に対し、反共姿勢を強めるよう呼びかけた
ハメネイ師の次男モジタバ・ハメネイが後継者となるとの見方が出ている。イスラエルの国防相は、イランの「テロ政権」が誰を新たな指導者に据えたとしても「排除対象になる」と警告
複数のメディアは、ハメネイ師の死後、中共とイランの外相が電話会談を行い、在イラン中国大使館に対してすべての機密資料を直ちに廃棄するよう指示したと報じた。対象には「中・イラン25か年包括的協力協定」の具体的な実施計画も含まれていたという