豪政府、華為技術の応札を拒否 通信網建設をめぐって

オーストラリア政府はこのほど、中国の通信機器大手の華為技術有限公司に対して、同国のブロードバンド建設の国家プロジェクトへの入札参加を禁止した。中国の政治体制および関連企業の政治的背景が原因で、中国企業の海外での業務展開に一定の困難をきたしている、と評論家は指摘する。

 オーストラリアのジェラード首相は26日、政府の行動は自国のブロードバンド・ネットワークの正常な運営を確保するためで、「慎重な決断である」と述べた。

 オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー紙の最近の報道によれば、オーストラリア政府は昨年末、同社に対して、オーストラリア最大規模のインフラ建設であるこの国家プロジェクトに参加しないよう通告した。司法部の関係者は同社に対して、「入札に参加するのは無駄な労力」と説明、その入札を受け入れないと表明した。

▶ 続きを読む
関連記事
オーストラリアのヒクイドリといえば、世界で最も危険な鳥とされており、その名を知っている人が名を耳にすれば背筋がゾッとするでしょう。 ヒクイドリが恐ろしい理由として、発達した太ももの筋肉と、鋼鉄のナイフのような鋭い爪を持っているからです。
ニュージーランド高等裁判所は、英国の女性権利活動家のポージー・パーカーことケリー=ジェイ・キーン=ミンシャル氏 […]
太平洋島嶼国のソロモン諸島の警察はこのほど、警官32人が訓練と中国文化への理解を深めるために中国に出発したと発 […]
豪州政府はこのほど、中国企業が北部ダーウィンの商業港を99年間賃借する契約について、安全保障上の観点から見直し […]
豪ノーザンテリトリー州のウッドロフ小学校(Woodroffe Primary School)はこのほど、中国政 […]