東アジアで中国は「孤立」か 環球時報「包囲網」批判
【大紀元日本11月24日】東南アジア諸国連合(ASEAN)は23日、ASEAN各国や日米中、インドなど18カ国の首脳が参加した東アジアサミット(EAS)の議長声明を発表した。南シナ海問題など海上安全保障を協議する「ASEAN海洋フォーラム」を東アジアサミットの枠組みへ拡大する案について、「前向きに留意」と明記し、中国が強く反対してきた多国間協議が、今後も検討される方針が決まった。
南シナ海の領有権問題に関して、19日のサミットで中国の温家宝首相が改めてEASでの協議に関する反対を表明したが、この日の討議の焦点はまさにここにあった、という米政府高官の話をラジオ・フランス・インターナショナル(RFI)は報道している。ASEAN各国は、中国が主張する当事国同士による「2国間交渉」に反対し、国際規範に従って各国が連携して解決することを望んでいることが明らかになった。
中国は「孤立」
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