台湾中央警察大学の副教授 中国に情報提供

【大紀元日本10月3日】台湾の中央警察大学の副教授で有名な風水師・呉彰裕氏が、台中の犯罪防止協定の一環として「テロ防止策」に協力するという名目で、中国民主活動家や法輪功学習者など中国政府が「テロリスト」と定める団体や活動家たちの情報を中国当局に提供していたとして、検察から事情聴取を受けている。台湾の台北時報が1日、伝えた。

同紙によると台湾検察局は1日、台湾国内の民主運動家、チベット及び新疆ウイグル独立支持団体、法輪功学習者の情報を中国当局に提供していたとして、国家安全保障法違反の疑いで呉氏の大学の研究室や自宅の強制捜査を行い、本人に事情聴取している。

台湾はこれまで、中国政府が「テロリスト」と定める大部分の団体や活動家は、中国政府から「反体制派」と見なされているだけであるため、情報提供などの協力を拒否していた。

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