【呉校長先生の随筆】 ーステーキ王子ー
【大紀元日本1月25日】賢(けん)君は中学2年生の後期に、父親と大喧嘩をして家出してしまいました。学校側はいろいろな情報をもとに彼を探しましたが、見つかりませんでした。風のうわさで、彼は台北で働いていると聞きました。
夏休みの終わりごろ、賢君は突然私のオフィスを訪れました。彼は濃い色の学生服を身につけて、ピカピカに磨いた靴をはき、以前注意された変な髪型ではなく、短い黒髪に戻っていました。それを見て私は少し安心しました。そして、笑うと目が一本の線のようになる彼に「久しぶりだね」と声をかけました。
賢君は、彼の父親がもうすでに怒っていないことを知っているので、今回は自宅に急ぐことなく先に学校を訪ねたと話しました。そして、「僕は学校に戻りたい」と切り出しました。私は戻って来てくれた彼にお茶を入れ、台北で何をしていたのか聞きました。
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