【生活に活きる植物】26・八手(ヤツデ)

【大紀元日本1月21日】ヤツデは関東以西の海岸近くの山野に自生する日本固有のウコギ科常緑低木。濃緑色で7~9に掌状に裂けた大きな葉があります。晩秋には黄白色の小花がピンポン玉くらいの球状になり、さらに集まって大きな円錐花序をつくります。花の少ない時期に咲くため、ハチやハエなど虫が多く集まります。緑色の実は翌年に黒く熟します。点xun_・A大気汚染にも強く、ハエの嫌がる臭いを出すためゴミ箱、トイレの近くに植えられることもありますが、魔よけとして玄関口に植えられる時もあります。19世紀にヨーロッパに紹介され、今では世界的な観葉植物として広く栽培されています。葉を乾燥させたものは八角金盤と呼ばれる生薬です。

【学名】Fatsia japonica

【別名】テングノハウチワ、テガシワ

【成分】ヤツデサポニン、α-ファトシン、β-ファトシンなど

【薬用効果】八角金盤は鎮咳、去痰作用があり、1日量は乾燥した葉5~10gを煎服し、あるいは適量でうがいをします。リュウマチ、腰痛には浴料として利用します。有毒成分を含むため、指導なく内服してはいけません。過剰摂取すると嘔吐、腹痛、下痢、溶血などを引き起こします。昔は蛆用の殺虫剤に利用されたこともあります。

▶ 続きを読む
関連記事
膝の変形性関節症の予防に、ヨーグルトやチーズが関係するかもしれません。日本の成人約1万人を11年間追った研究で見えてきた、発酵乳製品と膝の健康の意外な関係をご紹介します
実年齢は同じでも、脳や心臓の老化の進み方は人によって異なります。血液中のタンパク質から臓器ごとの「年齢」を推定し、症状が現れる前に病気のリスクを見つけようとする研究が進んでいます
「あのとき、違う選択をしていれば」と、昔の自分を責めていませんか。でも、あの頃の自分には、今ほどの経験も心の余裕もなかったはず。過去の後悔と向き合い、自分に少し優しくなるための言葉をお届けします
脳卒中やパーキンソン病の患者の体験を通して、回復に向き合う姿勢を考えます。体の緊張をゆるめる、一つの動きに集中する、小さな練習を続ける。中医学の臨床家が語る3つの工夫と、家族の支え方を紹介します
仕事や家族のことで頭がいっぱいになる日。気持ちを言葉にして書き出すと、考えを整理する手がかりになります。毎日書かなくても大丈夫。日記をつけることで得られる7つのメリットを紹介します