【ぶらり散歩道】 ー熊本篇ー 金峰山

【大紀元日本11月17日】熊本市内から見て西側にある金峰山(きんぼうざん)は、標高は655メートル。頂上からの見晴らしも良く、年間を通して多くの登山者が訪れています。市内から金峰山を越え、東側に下れば、そこは有明海です。

道案内の標識や登山道、駐車場、トイレなども完備しており、女性や年配の方、山の初心者でも安心して登れます。眺望を楽しみながら食べるお弁当の味も、また格別です。

頂上にある売店には、登山者の年間登山回数が書かれた番付表がありました。横綱に番付された人の年間の登山回数は、なんと365回。この記録を破るのは、かなり難しいです。

金峰山は、夏目漱石の小説『草枕』に登場する峠の茶屋の舞台でもあります。山の中腹には峠の茶屋公園があり、往時の茶屋が再建されています。

金峰山を東に下れば河内港 普賢岳が目の前に広がる(写真=大紀元)

眺望を楽しむ登山者。運動靴でも登ることができる(写真=大紀元)

市内を眺望できる。ここから見える夜景もいい(写真=大紀元)

山頂から見る雲仙普賢岳(写真=大紀元)

みかん畑が広がる(写真=大紀元)

小説『草枕』の中で、「おい、と声をかけたが返事がない・・・」という場面に出てくる峠の茶屋(写真=大紀元)

(文・佐吉)