【大紀元日本10月1日】日本眼鏡関連団体協議会は、めがね愛用者への感謝の気持ちを表し、10月1日を「メガネの日」と制定した。眼鏡によく似た「1001」と表記できることが、この記念日の由来となっている。
めがねを日本に初めて伝えたのは、1549年に渡来したキリスト教の宣教師、フランシスコ・ザビエル。現在の山口県の大名・大内義隆に贈っためがねが、日本最古のものと考えられている。
江戸初期に入って、めがねは国内で生産・販売されるようになった。水晶のかざり玉を作っていた職人が、めがねのレンズを見よう見まねで作る様子を描いた浮世絵が残っている。しかし、当時は大名など限られた人しか手にできない高価なものだった。
明治時代になり、政府の勅命を受けた技術者・朝倉松五郎がヨーロッパでめがね作りを勉強し、新しい機械と技術を日本に持ち帰った。 それ以降、めがねは安く作れるようになり、一般の人々にも普及したという。
(古田)
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