東京・清澄庭園 巨石と水が織りなす美

【大紀元日本9月29日】約1300年前の中国唐代。詩人であり南画にも秀でていた王維(おうい)が、晩年に得たという広大な庭園・網川荘(もうせんそう)は、あるいはこのような庭園であったのではないかと園内を歩きながら思った。

王維は、自らが求めて整えさせた山水の風景の中をゆるやかに散策しながら、詩作と絵画の構想を練ったのであろう。後に北宋の蘇軾(そしょく)が、王維の詩と絵画を絶賛して「詩中画あり、画中詩あり」と称したように、秀逸な風景は、芸術の創作者にとって欠かせない要素であったに違いない。

東京・江東区にある清澄庭園は、もちろん日本庭園であり、中国趣味のものではないので、以上はあくまでも想像である。ただ、才能があればの話だが、この風景を見ていると漢詩や俳句の一つでもひねってみたくなるのだ。

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