【中国のことわざ】 倒履相迎

【大紀元日本6月2日】日本にもファンが多い三国志。蔡邕(さいよう)、王粲(おうさん)の名を知る人も多いかもしれない。二人とも当時の一流の文人である。

 蔡邕は後漢の文学者で、書家であった。彼は友達を作るのが好きで、家はいつも訪れた客でにぎわっていた。そして、彼が最も敬服していたのは詩人の王粲であった。

 ある日、王粲が蔡邕の家を訪ねた。家人がそれを伝えると、蔡邕は慌てて迎えに出たため、靴を逆に履いてしまった(倒履迎)。客たちは蔡邕のあわてぶりに誰が来たのかと注目していたが、なんと玄関先にいたのはほんの15、6歳の子供だった。蔡邕は客たちに、「自分の才能と学問は王粲に及ばず。家にある蔵書はすべて彼に贈りたい」と語ったという。

▶ 続きを読む
関連記事
助ければ感謝されるとは限らない——イソップ寓話「オオカミとツル」が伝えるのは、人の善意と期待の落とし穴。
年齢を重ねても、人は成長できる。停滞から抜け出し、もう一歩前へ進むための具体的なヒントとは?忙しい日常の中でも実践できる「視野を広げる7つの方法」を分かりやすく紹介します。
汗はただの体温調節ではない?最新研究によると、汗には体の状態を映す「健康のサイン」が含まれ、糖尿病や神経疾患などを症状が出る何年も前に示す可能性があるといいます。ウェアラブル技術とAIで進む「汗による健康チェック」の最前線を紹介します。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は3月10日、東京ドームで1次リーグC組の1試合が行われ、日本代表はチェコ代表に9-0で勝利し、4戦全勝で首位通過を決めた。
バナナは熟し具合で栄養も役割も変わる。血糖管理、腸活、運動前の補給まで、目的別に最適な食べごろを専門家が解説。毎日の一本が、もっと体に合う選び方に。