【大紀元日本5月26日】 オリーブは、ハトとならぶ平和の象徴。これは、旧約聖書のノアの箱舟に由来する。「神が起こした大洪水のあと、陸地を探すためにノアの放ったハトがオリーブの小枝をくわえて帰ってきた。これを見たノアは、洪水が引き始めたことを知った」。オリーブは、災難が終わり、平穏を知らせるもの。国際連合旗や国旗、国章にも使われている。
オリーブの主産地は、スペインやイタリア、ギリシャなどがある。実をつぶしてとれる食用油は人類史上最古のものと言われ、6千年前から使われていた。英語の「Oil(オイル)」は「Olive(オリーブ)」が由来。銀緑色に輝くオリーブが、人々の生活を支えている。
(飯村)
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