危機的な大干ばつ 数千人移動計画も=雲南省(訂正再掲)
【大紀元日本4月20日】(20日7時24分掲載の内容に一部誤りがありました。不正確な情報をお伝えしたことをお詫び申し上げるとともに、訂正の上再掲いたします。)
中国西南部では、長期間におよぶ干ばつが続いている。雲南省の一部では、今後も降雨がなければ、深刻な水不足に苦しむ村民たちを水源地に移すことも検討されている。最近では、国家気象庁も西南地区の干ばつについて予測がたたない状況だ。同省文山州では先日、水をくみ上げるために洞窟へ降りた村民5人が一酸化炭素中毒にかかり、うち2人が死亡するという痛ましい事故も起きている。
雲南省楚雄州では数千人移動計画も
関連記事
【大紀元日本8月18日】貴州省鎮遠県の村民唐さん一家は、ここ1か月間、洗濯のできる状態ではない。「水道は1か月も断水し、飲む水さえもない。河の水も濁っていてとても汚いから、洗濯しようにもできない」と
【大紀元日本4月22日】西南部の大干ばつで数カ月も雨が降らなかった広西チワン族自治区の桂林市ではここ数日、大雨や暴雨が続き、19日から20日午前までの降水量は70ミリに達した。この日、同市では今年に
【大紀元日本4月17日】中国西南地区で続く百年に一度の大干ばつにより、雲南省大理市の青海湖が完全に消失した。これにより、現地の養殖業、漁業および農業の収穫は完全に絶たれ、森林の火災も多発しているとい
【大紀元日本4月16日】広西省林業庁が12日に発表した情報によると、珠江の水源地となる同省では、大干ばつにより林地も深刻な影響を受けている。その経済損失は、10億元(約140億円)以上。同省内の自然