「中国で大地震はしばらく起きない」 青海大地震、予測を当局が否定 専門家:「泣くに泣けない」
【大紀元日本4月16日】先月9日、中国各紙は、中国国家地震局専門家の取材記事を掲載、「近々中国大陸で壊滅的な大地震が発生することはない」と報道した。1カ月後の4月14日、中国青海省でM7・1の大地震が発生、760人以上の死者、1万人に上る負傷者を出す大惨事となった。
中国地震諮問委員会の沈宗丕委員、山西省地震局のエンジニア余向紅氏など数々の専門家が青海大地震の発生を正確に予測していたにもかかわらず、中国国家地震局はその予測報告を重視せず、否定的な見方を社会に発表した。
本紙の取材に応じた山西省地震局侯馬地震観測点のエンジニア余向紅氏は、「心が痛む。泣くに泣けない」と地震の災害状況を複雑な心境で嘆く。
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