「中国歌王」が語る神韻の魅力

【大紀元日本2月11日】神韻2010世界ツアーは、神韻ニューヨーク芸術団・神韻巡回芸術団・神韻国際芸術団の3つのチームにより、世界130以上の都市で400回を超える公演が行われる史上空前の規模となる。

世界各地で感動の嵐を呼んでいる神韻の魅力について、神韻国際芸術団副団長の関貴敏氏は、本紙取材に対し次のように語った。

「中国国内で伝統文化が破壊された後、中国人は西洋の音楽を学んだりもしました。しかし、中国人が西洋の歌曲を歌うと、いかにも中国的で野暮ったく、とても見られたものではなかったのです。神韻芸術団は、高い道徳性や正義といった価値観を含む、本物の中国伝統文化を復興させました。神韻の歌曲は、その歌唱法や伴奏するオーケストラとともに西洋と中国の音楽が融合した形で作られており、全く独特なものです」

「舞踊の団員は、身法や身韻といった伝統的訓練を積んでいます。武術や雑技、体操競技などの動作は、実は中国古典舞踊から取ったものが多いのです。若い団員が多いですが、皆純粋で雑念がなく、そのレベルは非常に高いのです。毎日十数時間に及ぶ厳しい訓練に加えて、各自で更に練習しています。純粋な心に純粋なエネルギーが宿るため、まるで神が助けているようだと、観客は心から感動するのです」

正統な中国伝統文化の基盤に立脚し、その上に新しい芸術を創造する神韻であるからこそ、欧米社会でも高く評価され絶賛されていると同氏は話す。

関貴敏氏はテノール歌手で、中国音楽学院オペラ科卒業。かつて中国にいた頃は国家一級演員の称号を持ち、映画・ドラマなどで数々の主題歌を歌った。西洋のベルカント唱法と中国の民族唱法を融合させた伸びやかな高音域は同氏の右にでる者はなく、「中国歌王」と称される国民的歌手であった。

今年66歳の同氏であるが、神韻のステージに立つようになって、その威風はますます堂々たるものになっている。神韻日本公演では過去2回来日しており、日本国内にも同氏のファンは多い。

今年の神韻日本公演は3月4日から17日まで。神韻ニューヨーク芸術団により、埼玉・東京・横浜・広島・福岡・兵庫の各地で12回の公演が行われる。チケット好評発売中。

神韻国際芸術団副団長・関貴敏氏(大紀元)

(記者・芦斯文、翻訳編集・牧)