<新型インフル>台湾、養豚場で初感染例

【大紀元日本11月6日】台湾衛生署が5日に確認した情報によると、台湾の養豚場で初めて新型インフルの感染が発生した。台湾で人が新型インフルに感染した例は観察されているが、ヒトのウイルスが豚に感染した例は初めて。

感染が発生したのは台東県関山鎮の養豚場で、300~400頭の豚に咳や下痢症状が出ているという。検査の結果、ヒトのH1N1新型インフルとの相似性が97・5%であったため、インフルエンザウイルスがヒトから豚へ感染したものと専門家は推測している。この養豚場のオーナーは先日、中国へ旅行したことから、その際にウイルスを持ち帰ったのではないかと各界が注目している。

オーナーの話によると、養豚場では3千頭の豚を飼育しており、10月20点xun_ネ来、そのうちの300~400頭に咳などの風邪の症状が発生した。過去においても季節の変わり目の時期には一部の豚に風邪の症状が見られてはいるが、一度にこれほど多くの豚が感染したことはなかったそうだ。この感染例は他の豚への感染を避けるため、動物防疫所に通報されている。サンプル採集後、今回の感染ウイルスは従来のインフルエンザとは異なり、ヒトのH1N1新型インフルに似ていることが判明した。

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