中国「臓器狩り」シンポジウム:マタス氏囲み、専門家らが意見交換

【大紀元日本7月8日】中国「臓器狩り」はいまだに続いていることを伝える人権弁護士デービッド・マタス氏を囲み、東京・文京で7月7日、シンポジウムが開かれた。臓器移植問題研究者やジャーナリストら中国臓器移植問題に詳しい専門家がマタス氏の発表について意見を述べたほか、県議会議員やTVキャスターらも参加し、意見を交わした。

マタス氏によると、法輪功学習者が臓器狩りの対象になった明確な要因は二つあるという。一つは、法輪功を学ぶ者が単に人数が多く、ロシアや東欧で共産政権が崩壊している中、中国共産党政権を維持するために法輪功を「敵」に定めたことである。さらに、政権維持のために中国の内外でメディアを使い、法輪功迫害を扇動し、法輪功学習者を人間として扱うことをさせないようにしたことであるという。

シンポジウムを主催する法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)日本代表の安東幹氏は「中国政府による法輪功弾圧が始まる数年前から、都合のよい時に死刑を執行するといった非道な臓器狩り問題は、ジャーナリスト等により暴露されており、唯物論的な共産主義は臓器利用について罪の意識がない」と述べた。安東氏は、チベット弾圧問題、北朝鮮問題についても研究を進めている。

▶ 続きを読む
関連記事
「法輪功迫害を追査する国際組織」(追査国際)が、武漢市の臓器移植医療をめぐる深刻な疑惑を告発した。強制的な臓器摘出や短期間での移植実施など、衝撃的な実態が報告書で明らかにされている
学校で「転落死」とされた中国の高校生。説明は二転三転し、現場は変えられ、腎臓は摘出された。事故なら、なぜここまで不自然なのか――疑念だけが残った。
中国で臓器提供を「見義勇為(勇気ある善行)」として表彰する制度が拡大中。移植数と提供数の大きな差、学校での啓発、増え続ける失踪事件。 なぜ今、人々はこの動きを直感的に「怖い」と感じているのか
中国の医師が、心臓移植ドナーの多くは他省や南方から来ると暴露。異常な短期間で適合臓器を見つける「逆マッチング」や、一晩で9件もの手術を行う医療現場の闇、生体臓器収奪への関与が疑われる実態に迫る
中国で、人体の臓器提供を「見義勇為」として表彰・優遇する制度が広がりつつある。だが、この動きをめぐっては、中国国内で強い警戒感が広がり、ネット上では「誰のための制度なのか」と疑問の声が相次いでいる