【大紀元日本5月26日】スペイン人のマニュエル・アルグエシルくん(Manuel Alguacil)が初めて本を読んだのは3歳のとき。「ロード・オブ・ザ・リング」を楽々と読みこなし、7巻の「ハリー・ポッター」を読破したときは、まだ6つだったという。そして今年、9歳になったアルグエシルくんは、小説を出版し、世界最年少の作家となった。
英紙ネット版「デイリー・テレグラフ」によると、生まれつき優れた言語能力を持つアルグエシルくんは、9歳にして処女作を出版。彼の作品は「Thok, the Vain Dragon (虚栄の龍)」という38ページのファンタジー小説。自分のことを不細工だと思い込んでいたトックという名の龍の話だ。
出版社のネバーランド・エディシオンズ(Neverland Ediciones)のジェイコブ・デ・カストロ氏は、アルグエシルくんの本について「彼が幼いからではなく、この本が素晴らしいから出版した」とコメントした。カストロ氏によると、初日だけで千冊もの売れ行きがあったという。
アルグエシルくんの母アナさんは、彼を「ふつうの子供」としながらも、彼のボキャブラリーが通常の子供よりもかなり豊富であることを認めている。
(翻訳・叶子/ 編集・田中)
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