四川大地震:環境保護活動家、学生児童死者数調査で逮捕
【大紀元日本4月5日】中国四川省の環境保護活動家で作家の譚作人(タン・ツォレン)氏が最近、「国家政権扇動転覆罪」の容疑で警察に拘束された。香港に拠点を持つ人権擁護サイトの報道によると、警察は譚氏の所有するDVD、原稿、書類を押収し、自宅内の写真を撮ったという。評論家らは、譚氏は四川大地震の際、学生・児童の死者数調査と名簿を作成しており、今回の逮捕はそれに関連があるとみられる。VOAが伝えた。
*死亡した学生・児童名簿作成呼びかけ
人権擁護サイトによると、昨年四川地震発生後、譚氏は多くの文章を発表した。今年もまた「5・12学生児童名簿」の作成を提案し、実際に各地を回り、地震発生一周年を迎える前に、民衆の力で独立調査を完成させようと呼び掛けたという。
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7万人の犠牲者を出した四川大地震が12日、発生から13年を迎えた。地震のなか、校舎の倒壊で死亡した児童・生徒の保護者100人は同日、同省都江堰市聚源中学校の跡地に集まり、追悼集会を行った。
四川大地震から12年。当時、大地震で同省都江堰市の聚源中学校で多くの生徒が死亡した。5月12日、子どもたちを失った親は中学校の跡地で追悼集会を行った。地元当局が特殊警察部隊などを投入し、現場で監視に当たった。
2008年5月12日。現地時間の午後2時28分、四川大地震が起きた。
中国西部の四川省自貢市栄県では2月24日から同25日にかけて、マグニチュード(M)4以上の地震が3回発生し、少なくとも4人が死亡した。地域住民はシェールガス採掘で誘発した「人工地震」と信じており、数万人がデモ行進を行い、現地政府に強く抗議している。
8月8日21時ごろ、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生。国家減災委員会の推測によると、100人程度が死亡、13万戸の家屋が破損した可能性があるという。国営メディアによると、ケガ人も多数でている。