【大紀元日本2月12日】米国神韻国際芸術団の日本公演が、11日、東京の昭和女子大学人見記念講堂を会場にスタートした。13時からの昼の部は2千席がほぼ埋まる盛況であった。
オープニングの幕が静かに上がり、神聖かつ荘厳で輝かしい天国世界が眼前に広がった瞬間から、観客は神韻が見せてくれる純善純美の正統な中華文化に魅了され、舞台と一体となっていった。
2時間半の公演が終了すると、日頃あまり感情を表に出さない日本人観客から、心中の興奮を抑えきれないかのように拍手喝采が沸き起こり、カーテンコールが3度行われた。
人間国宝・善竹十郎氏「正統な中国伝統芸術に接することができた」
大蔵流狂言方で重要無形文化財総合指定保持者の人間国宝・善竹十郎氏が鑑賞に訪れ、「神韻公演は始めて観たのだが、21の出し物を上手く構成していてとてもすばらしかった」という。
その上で、「日本の伝統芸能には中国の雅楽に由来するものが多いが、現代中国では特に文化大革命のときに、伝統文化が破壊されてしまった。今日中国の古典芸能を観て、正統な中国の伝統芸術に接することができ、とても感慨深い」と語った。
人間国宝の善竹十郎氏(撮影=趙莫迦/大紀元)
演技派俳優・村田雄浩さん「心が洗われたようだ」
著名な演技派俳優・村田雄浩さんも鑑賞に訪れ、「俳優として、各演目に込められている意味が興味深かった」という。そして、「俳優をしていると、知らず知らずのうちに不純なよくないものに染まり、いつの間にか利己的になってしまいがちなのだが、神韻公演を観ると、心が洗われたような感じがし、最も原始的で素朴な物こそ大切だと感じた」と感想を語った。
俳優の村田雄浩さん
※神韻国際芸術団日本公演は、東京公演を皮切りに18日まで、名古屋、広島、大阪で計7公演を行う。詳しくは日本公演公式HPをご覧ください。
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