直訴者100人以上弱者権利を訴え、再び国務院に請願書=北京

【大紀元日本2月9日】2月6日午前9時、全国各地から集まった百人以上の直訴者は再び中国国務院新聞弁前で「国家人権行動計画」制定への参与に関する請願書を提出し、当局に対して同件への回答を求めた。これに対して、事前に情報を入手した当局は大量の警察官を周辺に配置し、直訴者たちを拘束し強制的に馬家楼へ連行した。

直訴者たちは昨年12月10日の国際人権デーに、社会的弱者として外交部宛の「権利主張北京民衆による外交部への請願書」を提出し、外交部が制定する「国家人権行動計画」への参与を主張した。これに対して、外交部は国務院新聞弁が担当していることで、請願書の受付を断った。直訴者たちは今年1月に改めて国務院新聞弁へ請願書を提出した。

発起人の1人で北京人権活動家・曹順利(ツァウ・シュンリ)氏によると、6日10時ころに、他5人と国務院新聞弁で請願書の提出後、回答待ちしていた時に警察に連行されたという。もう1人の連絡人・張洪賓(ヅァン・ホンビン)氏は路上で別の派出所へ連行された。

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