民衆の怒りが爆発、対応に追われる中国当局
【大紀元日本12月23日】世界的な金融危機からは中国も逃れられない。しかし、当局は自らの利益を守るだけで対策が遅れている。各業界は経営難の厳しい状況にあり、抗議活動やストライキは全国範囲で頻発している。先月重慶市でタクシー運転手のストライキがあり、参加した運転手は9000人に及んだ。それをきっかけに、教員のストも各地で相次いだ。一連の集団抗議に中国共産党(中共)政権は慌てて対策を立て、社会の規制とインタネットの封鎖に力を入れた。
ワシントン・ポストの報道によると、人口3100万人の重慶市で起きたタクシー運転手のストライキで、全市の交通が二日間遮断された。当局は即時に解決策を出し、ガソリンの提供と職場環境の改善という条件を認めた。
その後、甘粛省永登県から海南省三亜市まで、タクシー運転手、教師、工場の従業員、及び警備関係業者など各業界のストが後を絶たなかった。
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1月初めから中旬まで、中国各地で数万人を超える大規模な抗議デモが相次いでいる。トラック運転手の新制度抗議やタクシードライバーのストライキ、土地を失った農民の保障要求など、訴えの内容はさまざまだが、警察は多くのケースで暴力をともなう強制解散や逮捕を行った。
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