「アジアの移植事情」(第4回世界移植DAY より)を聴講して

【大紀元日本10月2日】9月20日、大阪国際会議場で第4回世界移植DAYが開催され、その第1セッション「アジアの移植事情」を聴講した。

きっかけは日本移植学会のウェブサイトで中国の移植事情の発表があることを知ったことである。しかし会場で受け取ったパンフレットを見ると、他の国(韓国、タイ、ベトナム、日本)の発表は発表者の経歴と発表要旨、そして要点のスライドが掲載されていたが、中国の発表は発表者、趙明鋼氏の経歴が書かれているだけで、発表要旨さえない。

中国衛生部所属の趙氏は臓器移植に関する数々の国際会議に出席しており、最近では「臓器取引と移植ツーリズムに関するイスタンブール宣言」を審議した際にも中国代表の一人として出席している。中国の移植事情の発表者としては申し分ない立場の人だけに、彼はもしかしたら当日まで発表内容を伏せているのかもと期待していたのだが、結局彼は現れなかった。

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