【大紀元日本9月22日】有毒牛乳が中国で出回ったため、中国のスターバックスチェーン店はコーヒーに豆乳を添加し、牛乳の代用品としているという。一方、四川省成都市のパンダ繁殖研究基地では、パンダに与えている粉ミルクは全て輸入品であるため、心配する必要はないと専門家は強調している。
四川省「天府早報」と浙江省「都市快報」は、消費者が成都市にあるスターバックスで乳製品の入っているコーヒーを注文した際、牛乳が豆乳に切り替わっていると説明されたと伝えている。注文した蕭さんという女性は初めて豆乳入りのキャラメルマキアートを飲んだと話していた。
*中国スターバックス 牛乳の使用を停止し豆乳を代用
スターバックスのスポークスマンは、同社に牛乳を提供しているメーカー「蒙牛」の一部液体乳製品からメラミンが検出されたため、中国にある支店では牛乳の使用を緊急停止した。その一方、提供メーカーに国家検査合格証明を要求しているという。この他、積極的に他の牛乳提供会社を探しているとの情報もある。
四川省成都市パンダ繁殖研究基地の専門家・李光漢さんは、新しく生まれたパンダは母親の母乳を飲む以外に新鮮な牛乳の補充が必要だが、成都のパンダに与えられている粉ミルクは全て輸入品なので心配する必要はないと話しているという。
(翻訳・坂本)
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