国際メディアよ、情報封鎖からミスリードを狙う中共政権に注意せよ

【大紀元日本5月19日】ここ数日間、私は皆と同様に四川大地震および人民の生命財産の損失に強く関心を寄せている。もっとも死者数の多い綿陽県では、私の大学時代に共に核物理学を専攻した友人6人が在住している。また、被災状況がもっとも深刻な北川県では、私の新しい友人の親族がいて、幸いに友人ら全員の安全が確認でき、友人の4人の親族の内3人は避難できた。

5月17日、私はある活動で、何人かの物理学部の教授と世間話をして、四川大地震の話題になった。私は瓦礫に埋もれている子供たちのことを話したときに、米国人の核物理教授は、「我々の(米国の)メディアはパンダに関心を寄せているだけだ」と語った。私は綿陽県が中国共産党(中共)の軍事工業都市として、重要な核研究(二機部)および宇宙航空企業(七機部)があると話したときに、米国人教授は、何故メディアはこれに関連することをまったく報道しないのかと驚いた。

この事実は無視してはならないのだ。特に地元の人々が2つの巨大な脅威に直面する可能性があるからだ。

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7万人の犠牲者を出した四川大地震が12日、発生から13年を迎えた。地震のなか、校舎の倒壊で死亡した児童・生徒の保護者100人は同日、同省都江堰市聚源中学校の跡地に集まり、追悼集会を行った。
四川大地震から12年。当時、大地震で同省都江堰市の聚源中学校で多くの生徒が死亡した。5月12日、子どもたちを失った親は中学校の跡地で追悼集会を行った。地元当局が特殊警察部隊などを投入し、現場で監視に当たった。
2008年5月12日。現地時間の午後2時28分、四川大地震が起きた。
中国西部の四川省自貢市栄県では2月24日から同25日にかけて、マグニチュード(M)4以上の地震が3回発生し、少なくとも4人が死亡した。地域住民はシェールガス採掘で誘発した「人工地震」と信じており、数万人がデモ行進を行い、現地政府に強く抗議している。
8月8日21時ごろ、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生。国家減災委員会の推測によると、100人程度が死亡、13万戸の家屋が破損した可能性があるという。国営メディアによると、ケガ人も多数でている。