冬至に湯圓 北方はワンタン、陝西は小豆粥=中国

【大紀元日本12月27日】12月22日は冬至。一年の間で最も夜が長い日で、古くからこの日を境に陽気が戻り始めるという「冬至一陽生説」がある。冬至は24節気の中で最も重要な日で、陽歴の12月22日か23日にあたる。

この日、中国では「湯圓」(もち米の粉で作っただんごの一種)を食べるということはよく知られているが、実は広い中国、地域によって冬至に食べるものはさまざまである。満州族は冬至に天と祖先を祭った後、祭った後の豚肉を水煮し、親戚・友人と分け合う。陝西地方では疫病をまき散らす悪鬼が冬至の日に現れると信じられており、この鬼が小豆を怖がるので疫病を避けるため小豆粥を煮て食べる。北方の人は湯圓ではなくワンタンを食べる。西北地方では大半が餃子を食べており、民間では「冬至の餃子を食べれば、耳が凍らない」という諺がある。

(翻訳/編集・坂本)

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