冬至に湯圓 北方はワンタン、陝西は小豆粥=中国

【大紀元日本12月27日】12月22日は冬至。一年の間で最も夜が長い日で、古くからこの日を境に陽気が戻り始めるという「冬至一陽生説」がある。冬至は24節気の中で最も重要な日で、陽歴の12月22日か23日にあたる。

この日、中国では「湯圓」(もち米の粉で作っただんごの一種)を食べるということはよく知られているが、実は広い中国、地域によって冬至に食べるものはさまざまである。満州族は冬至に天と祖先を祭った後、祭った後の豚肉を水煮し、親戚・友人と分け合う。陝西地方では疫病をまき散らす悪鬼が冬至の日に現れると信じられており、この鬼が小豆を怖がるので疫病を避けるため小豆を煮て食べる。北方の人は湯圓ではなくワンタンを食べる。西北地方では大半が餃子を食べており、民間では「冬至の餃子を食べれば、耳が凍らない」という諺がある。

(翻訳/編集・坂本)

関連記事
寒い季節こそ、ゆったり過ごし心身を整えるチャンス。睡眠や食事、メンタルケアで冬を快適に楽しむ方法をご紹介します。
50年以上前から次世代の食料として研究されてきたオキアミ(プランクトン)。クジラなどの海洋性生物にとっては生存のための原初的な存在だ。そのオキアミからとれるオメガ3が注目されている。本文にあるようにオメガ3は人の健康にとっても有益なものだ。クリルオイルは、オメガ3と抗酸化成分が豊富で人気のある健康補助食品。フィッシュオイルに比べてコストが高い点が難点だが……
仏に対抗しようとした調達が、暗殺未遂や陰謀を重ねた末、地獄に堕ちるまでの報いの物語。
「犬に散歩される」気の毒な飼い主たち、笑っちゃってゴメンの面白動画→
過度な運動や減量で陥りやすい「低エネルギー可用性」。エネルギー不足が体に与える影響とその対策について、専門家のアドバイスを交え解説します。