【ベルリン通信】ハロウィーン:死者の霊が帰ってくる日

【大紀元日本10月22日】南ドイツなどカトリックの地方では、11月1日は祝日です。アラーハイリゲン、つまり全ての聖人をお祭りする日、続く11月2日はアラーゼーレン、死者の霊が帰ってくる日です。余談になりますが、北ドイツなど新教の地方ではこのお祭りはそれほど重視していないのか、祝日とはなっていません。平常どおり、学校では授業があり、会社や商店は営業しています。そう、旧教の州と新教の州では祝日の数が異なっているのです。というか、旧教の州では、ほかの州より数日、お休みの日が多いのです。日本では、国民の祝日といえば、日本全国一律にお休みですから、「ちょっと不公平じゃないの」と思いませんか。でも、ドイツ人はそんな風には考えないようです。

11月1日、万聖節の祝日には、亡くなった人々に思いを馳せ、静かに過ごすことになっています。カトリック教会では盛大にミサが行われます。次の日は万霊節、お墓に赤いろうそくの火を灯し、松ボックリや穀物の穂、乾燥花などで作った花輪や飾り物を供えます。死者の霊がうちに帰って来ると云われています。ちょっと、日本のお彼岸に似ていますね。

では、イギリスやアメリカのハロウィーンとはどんな関係があるのでしょう。ハロウィーンの語源は「All Hallow Eve」つまり、万聖節の前夜祭ということですが、ドイツでは伝統的に、この前夜祭はそれほど盛大に行っていないようです。しかし、万聖節には、死者の霊を弔う以外に、収穫を祝う、そして冬の始まりという意味合いもあるので、形こそ違え、その心は共通するところがあるようです。

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