秋晴れの下、恒例の鹿の角きり=奈良公園
【大紀元日本10月7日】6日、奈良市奈良公園内の「鹿苑(ろくえん)角きり場」で恒例の鹿の角きりが行われた。古都奈良の秋の風物詩である鹿の角きりは、角ジカが互いの角で傷つけあったり、人に危害を加えたりするのを防ぐため、江戸時代の寛文11年(1671年)、当時鹿の管理者であった興福寺が、奈良奉行の要請を受けて始めたと伝えられる。
角きりは当時は町のあちこちで行われ、人々は家の格子越しにその様子を見物することができた(そのため、奈良町の格子は「鹿格子」ともよばれる)が、昭和3年に現在の角きり場が設けられ、それ以来年中行事として行われるようになったという。
正午から始まった安全祈願祭が終わると、3頭の角ジカが角きり場に追い込まれ、はちまきにはっぴ姿の勢子(せこ)たちが、竹と縄で作った「十字」とよばれる捕獲具を使って、走り回る鹿の角に縄をかけて捕り押え、烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)姿の神官がのこぎりでその角を切り落としていった。角を切り落とされた鹿はそのまま奈良公園に放された。
関連記事
京都菓匠「清閑院」が米ニュージャージーのMitsuwaにオープン。宇治抹茶の和菓子で、日本の四季と風雅を届けます。
離陸と着陸時だけ窓のシェードを開けるのはなぜ? 知ると納得の航空安全の話です。
止まらない咳は、体からのサインかもしれません。中医学で咳に用いられるツボ「孔最」と、その刺激方法を紹介します。
スマホや通知に追われる毎日。実は、ほんの少しデジタルから離れるだけで、睡眠や集中力、心の余裕が大きく変わるかもしれません。自然の中で心と脳をリセットする「デジタルデトックス」の効果に迫ります。
「朝活」は本当に正解なのか。30日間の実験が教えてくれた、続けることと休むことの意味。