岩に残された巨大な「足あと」?=中国新疆

【大紀元日本9月7日】最近、新疆ウイグル自治区の「怪石溝」景観エリアで、足型らしき跡の付いた岩が数多く発見され、観光客の注目を集めている。

この景観エリアは、新疆ウィグル自治区博楽(ボルタラ)市の東38km、ジュンガル盆地のアイビ湖の北西30kmに位置し、東西18km、南北約13kmに伸びており、面積は230平方キロメートル、海抜780~1350mの間に位置する。

「怪石溝」景観エリア管理所責任者・任万慶氏によると、「怪石溝」は花崗岩からなり、アジア最大の怪石群の一つである。景観エリアでは、足型らしき跡のついた岩のほかに、多くのチュルク族(昔北方にいた遊牧民族)の墓や岩画なども発見されており、これらがどのような経緯で残されたのか、詳しい考証が待たれているという。

「怪石溝」では、以前よりサイ、ラクダ、キノコといったさまざまな形をした奇岩怪石が発見されてきたが、最近新たに発見された足型らしき跡のついた岩は、多くの観光客の注目を集めており、それらは宇宙人がつけたものだとか、夸父(※)が残したもの、あるいは古代の巨人が残したものではないかといったさまざまな想像をかきたてている。

(※)神話の人物。太陽を追いかけたが喉がひどく渇き、黄河と渭水の水を飲んでも足りず、ついに死んだと伝えられる。

巨人が踏みつけたのだろうか、深さ15cmもある足あと?(大紀元資料室)

長さ50cmの足あと?(大紀元資料室)

足あと?それとも「石の靴」?(大紀元資料室)

(翻訳/編集・坂本/瀬戸)

関連記事
曹植が兄・曹丕の試練に詩で答える物語。家族間の争いと深い悲しみを豆と豆殻で表現した心に響く詩。兄弟の絆と知恵に思いを馳せる一篇です。
チューインガム1枚で数百〜数千のマイクロプラスチックが唾液中に放出される──UCLAなどの最新研究が示した、意外な“日常的曝露”の実態とは。
人に悪く言われても、怒らず、謙虚に接した翟方進。 相手の敵意を消し、関係を円満にしたこの逸話は、『漢書』に記された2000年前の人間関係の知恵です。 一歩引く勇気が、道を開きます。
東京の春を切り取った18枚の静止画を通して、春の希望と喜び、そして前向きに生きる活力を感じて頂けたら幸いです。
ローゼルは抗酸化成分が豊富で、血圧・血糖・脂質を下げ、がんやアルツハイマーの予防にも効果が期待されます。美容やダイエットにも有効で、薬食同源の代表食材として注目されています。