【中国のことわざ】大義滅親
【大紀元日本9月1日】【大義滅親 dà yì miè qīn 】大義親を滅す。国家、君主の正義のためには、人として最も深いつながりの親・兄弟などの肉親さえも顧みない。「大義」は、人として行うべき重大な道義。昔それは、まず個を捨てて、国家や君主に尽くすことだった。
紀元前719年、元衛国君主・荘公の庶出である公子・州吁(しゅうく)が、大夫・石碏(せきじゃく)の子・石厚と共謀して、当時荘公の後を受けて衛国の君主となっていた腹違いの兄・桓公を殺して、王位を奪い取った。しかし州吁は、自分の王位が長続きするだろうかといつもびくびくしていた。そこで、石厚が父の石碏に教えを請うと、「陳の国へ助けを求めに行け」と言われた。
石厚が州吁とともに陳の国へ向かうと同時に、石碏は、使いを陳の国に派遣して、陳王に次のように伝えた。「私の国は、とても小さく、力が衰えているし、私も老いています。私の国の君主であった桓公を殺した2人の者があなたの国に向かっております。その者たちを処刑するようにお願いいたします」。
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。