清廉な名将・陶侃
【大紀元日本8月28日】東晋の名将であった陶侃(とうかん、259-334年)は、幼くして父を亡くし、家は貧しかった。母の湛氏は、機織で生計を立て、陶侃に勉強をさせた。その上、陶侃の道徳修養を非常に重んじた。
陶侃は若くして、江西潯陽県の役人となり、漁のことを司った。彼は使いを遣って母に塩漬けの魚の干物を一缶届けさせた。すると、母は、それをそのまま送り返し、手紙で息子をこう叱責した。「県の役人になったのをいいことに、お上の物を私に送り届けるなどして、私が喜ぶと思いますか?私の憂いを増やすだけです!」
それ以来、陶侃はどこに行っても、清廉な役人として職責を果たし、人々から賞賛を受けた。そして後に、征西大将軍となり、長沙の郡公(爵位の一つ)に封ぜられた。
関連記事
古代中国の周代で行われた冠礼は、成人を年齢ではなく徳と責任の成熟で認める儀礼だった。日本の元服にも継承された「成人という身分」の原点を探る。
同じ家族でも異なる自閉症の姿――鍵は2つの遺伝的要因にあった。最新研究が示す遺伝の仕組みと、重度自閉症に希望をもたらす治療の可能性を丁寧に解説する注目記事。
いま、「成人」という言葉は、主に「年齢」を表すものとして使われています。「何歳からが大人か」という数字の話はよ […]
睡眠は「良い・悪い」だけでは測れない。研究が明かす5つの睡眠パターンと脳への影響を解説。自分の眠りの癖を知り、心と体を整えるヒントが見えてくる注目記事。
もう2026年?もう1週間たったのに、年が始まった気がしない。同じ感覚の人、きっと多い。無理に切り替えなくていい。焦らなくていい年明けの話。