太陽系外「最大の惑星」を発見

【大紀元日本8月16日】米ローウェル天文台(アリゾナ州)などの国際観測チームは6日、太陽系外で最大の惑星を発見したと発表した。TrES-4と名づけられたこの惑星は、地球から1400光年の地点を燃えながら運行している。直径は太陽系最大の惑星である木星(14万2980㎞、地球の約11倍)の1・7倍だが、重さは木星の8割ほどしかないと考えられており、従来の理論では説明がつかないという。温度は摂氏1260℃を保っており、水素が充満しているという。

ローウェル天文台は、米カリフォルニア州のパロマー天文台と共にカナリア諸島において観測を行ったときに、ヘラクレス座の中にこの惑星を発見。ローウェル天文台のMandushev氏は、この星にはおそらく表面に硬い部分はないだろうと話す。

ワシントン・カーネギー研究所の研究員は「この発見は我々に、大自然には想像を遙かに超えた驚きの発見がまだまだ残っているという事を示してくれた」「科学者たちはこの惑星がなぜこれほど密度が低いのか理解に苦しむであろう」と語った。

この報告は「Astrophysical Journal Letters」に発表されるという。

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