カナダ:中国領事館前平和抗議、暴徒らが襲撃

【大紀元日本8月6日】(再掲載、訂正オタワ→バンクーバー)カナダ・バンクーバーの中国領事館前にある法輪功(Falun Gong=ファールンゴン)学習者たちが平和抗議を行う場所で、8月2日朝方に暴徒らの襲撃を受け、1人の学習者は暴行を受け、顔中に血だらけになり、目の周りの骨が骨折し、拠点としている青い小屋が破壊された。警察側スポークスマンのハワード・ツォウ氏(Howard Chow)氏は、今回の襲撃事件はすでに立案し調査が始まっているとし、暴徒は銃で学習者に対して恫喝したことを明らかにした。法輪功学習者は同日昼に記者会見を開き、暴力襲撃事件を非難した。オタワ法輪功スポークスマンの張素氏は、今回の暴力襲撃の背景に中国領事館が操縦していることを質疑し、法輪功団体はこれに怯えることなく、これまでと少しも変わらず中国領事館前で24時間の抗議を続けると強調した。

*銃でこめかみにつけられ、「他へ行け」と叫んだ

暴力を受けた学習者・張春雨さん(33)は、同日午前5時30分に、20歳前後のアジア系男性3人組が突然現れ、現場にある法輪功の抗議ボードを破壊し、その内白いTシャツに淡いブルージーンズを身に付けた男性が張さんの前に突き進み、銃を張さんのこめかみにつけ、何度も引き金を引いた。張さんによると、銃には弾が入っていないが、本物に見えたという。

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