香港強制送還の被害者ら、米議会の円卓会議で証言

【大紀元日本8月5日】今年7月1日期間中に発生した、香港に入国する台湾法輪功学習者が大量に強制送還される事件を調査するために、8月2日、米議会の人権委員会と宗教自由委員会は、本事件の被害者代表として台湾人法輪功学習者3人と円卓会議を開いた。

3人の被害者は米議会関係者に事件の全過程を詳細に紹介、証拠報告などをも提出した。米国議会外交委員会の主席・ラントス夫人は会議終了後に、被害者らと面会した。

台湾の人権弁護士・朱婉_qi_氏、希望の声ラジオ台湾支局の記者・柯宜君氏と廖淑慧氏は会議で、香港帰還10周年記念日となる7月1日期間中に、香港での合法活動に参加する法輪功学習者千人以上が、合法ビザを持っているにも関わらず、香港当局から入国を拒否、強制送還される事件の全過程を詳細に陳述し、法輪功学習者を6月26日から7月1日に搭乗させないよう要求する通知書=香港入国管理局から各航空会社へ送られた=を提出し、強制送還する際に暴力行為を受けケガした法輪功学習者の医療診断書と写真も提出した。

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