男女産み分けの秘薬=中国貴州省

【大紀元日本8月4日】大陸メディアの報道によれば、貴州省東南部の「神秘の州」とも称される黔東南(チャンドンナン)ミャオ族ドン族自治州には、ミャオ(苗)族やドン(人偏+同)族をはじめ、30あまりの少数民族が暮らしており、その地域に胎児の性別をコントロールできる神秘的な処方が伝わっているという。

報道によると、黔東南ミャオ族ドン族自治州に占領村と呼ばれる村があり、ここに代々伝わる薬草の秘方があるという。この秘方は外部に公開されておらず、分かっているのは十数種類の薬草をすり潰して作るという事だけ。女性が第二子を身ごもった時、この薬を服用すれば、第一子とは別の性の子供が生まれるといわれており、確かに、その村ではどの家でも基本的に子供は男女一人ずつである。

この神秘的な処方は、早くから国内外の多くの機関や専門家の注目を集めているが、未だ解明されていない。というのも、この秘方は、「女性にだけ伝え、男性には伝えてはならない。内部のみで伝承し、外部には漏らさない」という決まりがあり、かつ、外部に漏らしてしまえば効き目がなくなると言い伝えられているため、それを受け継いだ人物が、決して外部にその成分を明かさないからである。

この自治州の少数民族の間には、他にも多くの神秘的な事がある。例えば、あるドン族の村では、骨折してもレントゲンをとって石膏で固定するという方法はとらず、当地の巫師(シャーマン)に助けを求める。巫師は清浄な水を捧げ持ち、呪文を唱え、その水を骨折した所にかけたあと、ある種の草の葉っぱで骨折部分を覆う。すると数日後にはすっかり治っているという。

当地の人によると、「確かに不思議なことだが、間違いなくここで起きていることだ。巫師が唱える呪文のようなものが肝心なのだろうが、誰も彼が何と言っているのか分からない」と話す。

このニュースがネット上に流れて間もなく、100件を超えるユーザーからのメッセージが届いた。あるユーザーからは、「私も貴州でこの目で同じようなことを見たことがある。2000年4月、鎮遠県のある工事現場で地元の作業員が3mの高さから落ちた。腕を何かに引っ掛けたらしく、傷口が十数センチ裂け、中の骨まで見えて大量に出血していた。私は、急いで医務室に行って手当してもらうよう言ったのだが、彼はそのまま家に帰った。次の日、彼の腕の傷口はすでに塞がっていたのである。聞くと、地元の不思議な薬を塗ったのだという」という情報も寄せられた。

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