高度脳萎縮の男性、生活能力は正常=フランス
【大紀元日本7月25日】フランスのある男性は、足の怪我によって病院で検査を受けた際、脳の高度萎縮が発見された。ただ、生活能力に異常は見られないことから、医師たちはとても不思議に感じているという。
この44歳の男性は、二児の父親であり、公務員の仕事をしている。脳部MRIの写真によると、彼の脳室(液体で充満した部分)は極端に拡大し、脳の実質(脳細胞の部分)が両側に薄い板状に圧縮されている。このように、脳が高度萎縮しているにもかかわらず、この男性は、生活能力にまったく異常が見られない。
病院のカルテの記載によれば、この男性は生後6か月ごろに水頭症に罹ったが、特に治療を受けなかったようである。
神経心理テストの結果、彼の知能指数は75で、健常者の最低値の85よりやや低かった。彼の言語知能指数は84、操作知能指数は70であった。
検査した医師は、「この男性はずっと普通の生活をしている。知能指数はやや低いが、心身の機能と社会での人間関係の面であまり影響がない」とコメントしている。
関連記事
寒い季節こそ、ゆったり過ごし心身を整えるチャンス。睡眠や食事、メンタルケアで冬を快適に楽しむ方法をご紹介します。
50年以上前から次世代の食料として研究されてきたオキアミ(プランクトン)。クジラなどの海洋性生物にとっては生存のための原初的な存在だ。そのオキアミからとれるオメガ3が注目されている。本文にあるようにオメガ3は人の健康にとっても有益なものだ。クリルオイルは、オメガ3と抗酸化成分が豊富で人気のある健康補助食品。フィッシュオイルに比べてコストが高い点が難点だが……
仏に対抗しようとした調達が、暗殺未遂や陰謀を重ねた末、地獄に堕ちるまでの報いの物語。
「犬に散歩される」気の毒な飼い主たち、笑っちゃってゴメンの面白動画→
過度な運動や減量で陥りやすい「低エネルギー可用性」。エネルギー不足が体に与える影響とその対策について、専門家のアドバイスを交え解説します。