最古の恒星系の発見

【大紀元日本7月17日】米仏の天文学者が5億年前に恒星系を創ったビックバンを発見したことを発表した。。以前から観察することができる最古の恒星系よりも約2億5千万年前にできたもので、これにより宇宙の暗黒時期が学界の認識よりも縮められたといえる。

彼らは赤方偏位(遠くにある星ほど発光スペクトルが長波長側にずれるという現象)を利用し137億年前のこのビックバンを発見した。

日本学術会議の昨年9月の発表では赤方偏位値7の恒星系を発見。この星団は127億年前に形成、つまりビックバンから7億5千万年後にできたとされている。

カリフォルニア工科大学のダン・スタークさんが率いる観察研究グループが、6つの赤方偏位値9の恒星系を発見、ビックバンから5億年後に出来たものと発表している。研究グループ員には仏マルセーユの天文物理研究所の天文学者も含まれ、彼らは3年ほどハワイのマウナケアにある光学式赤外線望遠鏡で重力レンズ現象(近くの恒星系の重力の歪みを観測し、重力波を検出し遠くの星団の光線を集める)を利用し研究を行った。

仏天文学者の話では6つの初期恒星系を発見したが、これらは現在の宇宙の年齢の4%にも達していないという。

関連記事
現代人に潜む健康リスク「口呼吸」。睡眠や集中力に悪影響を及ぼす可能性があり、改善することで多くの健康効果が得られます。簡単にできる鼻呼吸への切り替え方法もご紹介。
ジーンズ選びのポイントを徹底解説!耐久性、デザイン、生地の組成など、長持ちするジーンズを選ぶためのガイドをお届けします。
タンパク質が高齢者の健康に重要な理由とは?骨や筋肉を守るための摂取方法と、おすすめの食材を解説します。
新しいCOVID-19の変異株「エリス」は、アメリカで主流株となり、感染が広がっていますが、症状は以前のオミクロン株と似ており、公衆衛生へのリスクは低いとされています。また、エリスに加え、新たな変異株BA.2.86も追跡中です。現行のワクチンがエリスやその他の変異株に効果を発揮するかが注目されています。
朝の太陽光で視力を守ろう!専門家が教える、目の健康を維持するための簡単な習慣と効果的なトレーニング方法をご紹介。