【草木染めの植物】蓮(ハス)

【大紀元日本7月13日】古来中国から渡って来た、すいれん科の水草で、広く栽培されています。地下茎は蓮根で食されます。夏、水上で大きな花をつけ、実は蜂巣状になり、種子も食用にされます。蓮心(胚芽)、荷葉、藕節(根茎の節部)、蓮子(種子)はそれぞれの効能で漢方薬に供されます。特に蓮子肉は、甘味で脾と腎を補い、浮腫み、慢性下痢などに使われています。

蜂巣状の実および葉は染色用にすでに奈良時代より利用されており、茶色、鼠色、焦茶色を染めます。

大名蓮(撮影=大紀元、2007.7)

(文・ハナビシソウ)
関連記事
インフルエンザの早期兆候と予防法を専門家が解説。特に高リスク者や旅行者へのアドバイスを紹介します。予防と早期受診の重要性を理解し、適切な対策を取りましょう。
乾癬と食事の関係を調査した研究が、超加工食品の摂取と活動性乾癬の関連性を示しました。炎症を引き起こす原因を解明し、食事の改善が重要であることがわかります。
中医学での脱毛原因と治療法を解説。食事や生活習慣、ツボ押しを取り入れた発毛促進法をご紹介。健康的な髪を育てるための実践的なアドバイスが満載です。
自閉症の症状や治療法について、専門家が提案する支援方法を紹介。早期発見と適切な対応が子どもの成長に大きな影響を与えることがわかります。
好奇心は人生を豊かにする力。日々の疑問や新しい体験、異文化との出会いが、私たちの内なる「知りたい」を呼び覚まします。好奇心を育てる7つの方法をご紹介。