中国遼寧省:農地強制収用に農民ら集団抗議、警察千人出動で死傷者

【大紀元日本6月29日】6月22日、遼寧省海城市二台子村の農民約800人は、土地の強制収用問題をめぐって千人以上の警官と衝突した。死傷者が出たようだ。

6月26日の電話取材では、現地の村民らは事件の発端と全容を以下のように語った。

同村には元々4000ムー(約267ヘクタール)の農地があったが、共産党委員会書記を兼務する王正明村長などが無断で不動産開発業者に売却したため、いまでは、5分の1しか残っていない。今年3月に、開発業者が村で施工し始めたときに、農民たちは初めて、自分たちの農地が売却されたのを知った。また、それで得た金を含め、巨額の村の資金が使途不明になっている。

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