五輪聖火、中共への非難を集中点火=米有力紙

【大紀元日本5月5日】米国の ウォール・ストリート・ジャーナル紙などのメディアは近日の報道で、北京オリンピックの聖火が中国当局への政治非難を集中点火した、しかもその熱が徐々に上がっていると報じた。

2008年オリンピックの主催国として、中国当局が聖火のリレールートを公表したばかり。その直後、米国の人権活動家4人が、エベレストでチベット民族の自治権を訴える横断幕を広げて、聖火が世界最高峰を経由するのを抗議したため、中共公安に逮捕された。

聖火のリレールートはベトナムのホーチミン市から台北に入り、その後香港、マカオを経由して中国に入るものである。それについて、台湾政府関係者が「発表されたルートは台湾の主権を矮小化しているのが明らかで、台湾、香港、マカオを中国の『国内ルート』に列する意図がきわめて明白であり、これは受け入れがたい」と説明、聖火リレーの台湾通過を拒否すると表明した。

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