中共役人が集団脱党、「私たちはあなた達に命を預けた」
【大紀元日本10月21日】『九評共産党』が引き起こした中国共産党関連組織からの精神的な離脱運動は、中国大陸で大きなうねりとなって広がっている。中国共産党独裁の束縛から逃れたい各界の民衆は、あらゆるルートを通じて、「三退」(脱党、脱団、脱少先隊)の声明を出している。中国大陸の民主のために設けられたグロバール脱党サービスセンターの24時間無料脱党ホットラインには、絶えず電話が鳴り響いている。このほど、中国大陸の8人の共産党役人から、「私たちはあなた達に命を預けた」という内容の集団脱党電話を受けたという。
彼らは中国大陸某国家直属機関研究室のメンバーであり、「私たちは会議を終えたばかりで、一生涯最も重要な決定を下した、集団脱党だ」。その中の一人は研究室の副主任で、彼らは電話の中で、中国共産党の現行制度に対する憎悪をあらわにした。「私たちは海外大紀元のネットなどを見た。『九評共産党』も読んだ。共産党のやることはあまりにも酷すぎる」。
彼らは実名で、以前加入し忠誠を誓った共産党からの離脱を表明するとともに、グロバール脱党サービスセンターのために何かをし、中国人民が脱党して自らを救うというかつてない偉大な事業に尽くしたいと話した。彼らは脱党センターに、「私たちはあなた達に命を預けた。あなた達は私たちの最も信用する人だ」と語った。(馮長楽)
編者注:いまの中国大陸では、実名による脱党表明は大きなリスクがある。脱党サービスセンターは、実名以外に仮名でも脱党などの意思表示を受けている。あとで確認できるように脱党者に唯一のID番号を与えている。
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